たまいど。- 特殊性癖趣味の絵と小説 -

 今日はバレンタイン・デー!乙女が殿方に告白する日!!  ……なのに私ってば。無謀を承知で自作しようとしたチョコは見事失敗し、ドス黒い未知の物体になってしまったわ。告白の手紙は書いたのに一緒に渡すチョコが無いなんて!  ああ、もう学校に行く時間よ、どうしようどうしよう!?行きがけにコンビニで買う?いいえ駄目だわ、そんなありきたりのチョコを贈ったら、憧れの小金丸クンに義理チョコだと思われてしまう。うううぅぅ、どうしよう~。 「困ってるようだね。僕が助けてあげようか?」  え?誰?  学校への道をしょんぼり歩いていると、背後から声が聞こえた。振り向くと私の後ろに小学生くらいの小さな男の子が立っている。 「あのね、僕。そう言ってくれるのはありがたいけどお姉さんの悩みはとても難しいものなの」 「ふふ、片思いの男の気を引くために、ライバルより目立つチョコが必要なんでしょ?」  っっっこのガキ、かわいくねぇ!思わず笑顔が固まる私。 「そうね……、チョコが無くて困ってるのはそうなんだけどね……」 「だから僕が手助けしてあげるって言ってるのさ」 「あなたがチョコを持ってるの?」  男の子がニコリと微笑む。なんだろう結構かわいらしい顔をしてるのに、笑うと何となく邪悪な感じ。 「僕はチョコなんて持ってないさ。君はもうチョコを持っているのさ」  何言ってるんだか……。まったくこれだから子どもの相手はめんどくさいわ。変な子の相手してたら遅刻しちゃうじゃない。 「ごめんね、私急いでるから」  そう言って、そこから立ち去ろうとすると、男の子が私の手をギュッとつかむ。 「なに?まだ何か用なの?」  ギョっとする。今にも泣き出しそうな顔をしている。わ、わ、私が泣かしたみたいじゃない! 「お姉さん、チョコ欲しくないの?」 「欲しいわ、欲しいわよ!」  んもう、面倒な子だなぁ。 「そう、やっぱり欲しいんだ」  今まで泣きそうだった表情がコロリと飛びきりの笑顔に変わる。 「じゃあ、契約成立だね」 「え?」  掴まれた手が熱い!男の子の顔を見ると真っ赤な虹彩の無い瞳がこちらを見返している。何なのこの子……、悪……魔?今まで信じたことも無いような言葉が思わずよぎる。体中が熱くなりながらも、私の視線はその真っ赤な瞳に捕らえられて、そこから外すことができなくなってしまう。 「あ……あぅ……う……」  もう言葉を発することもできず、体中がガクガクと震えている気がする。周りが徐々に暗くなり、私に見えるのはその赤い瞳が放つ光だけになる。いや、暗くなったのは周りではなくて、私の視界なのだ。私の意識は真っ暗な闇に包まれて、やがて何も分からなくなった。 -----  共学の私立高校のバレンタイン・デーは妙にそわそわした雰囲気の特別な日。まったく縁の無い男女もいるが、大半は贈ったり貰ったり、泣いたり笑ったりの微笑ましいイベントだ。  「あれ?机の中にチョコが……?誰かな」  彼、小金丸英太は朝からもう10個のチョコをクラスの女子や下級生から貰っている。まだ1限目が始まっていないのに!テニス部の副部長でそれなりに爽やかなルックスなので、まあモテル部類だ。今日、部活が終わって帰る頃には2~30個はチョコを所持しているに違いない。 「手紙が付いてるな。綾口からのチョコか、そういえばあいつ今日は来てないな」  綾口のやつ、ちょっとそそっかしいけど面白いし可愛いよな。でも恋愛対象って感じじゃぁないよなぁ……。と、呟きつつそのチョコを見ると人形のような形をしたチョコが透明にラッピングされている。 「あいつ……、自分を模したチョコを自分で作ったのか?自分を食べて(はぁと)ってことかな、あいつらしいや」と、言ってカバンの中にチョコをしまう。 -----  目が覚めると、薄暗く狭いところで横になっていた。  あれ?私、変な男の子に話しかけられて、それから……どうなたんだっけ?ん……体が……動かない!?  チョコが欲しかったんでしょ?チョコが無いならチョコになればいいじゃない!きゃはは!  頭の中に、朝の男の子の声が響く。一体何がどうなってるの??  ヴァレンタインさんは男女の仲を取り持つ守護聖人らしいじゃない。僕もそれにあやかってみようと思ったのさ。チョコになって好きな男に食べられて一つになれれば、こんな素晴らしい結末はないよね!  違う違う!そうじゃないわよ!食べられてどうすんの!?元に戻してよ!  チョコになったり人間に戻ったり、世の中そんなに都合よくはできていないよ!  何、勝手なこと言ってるのよ!!  私がいたのは、どうやら机の中らしい。それも小金丸クンの。  周りが明るくなったと思ったら、私は小金丸クンの手に掴まれて机の中から出されたようだ。彼が何かしゃべっているのが聞こえる。 「…………綾口のやつ、ちょっとそそっかしいけど面白いし可愛いよな。でも恋愛対象って感じじゃぁないよなぁ…………」  がああぁぁん。私って恋愛対象じゃないんだ……。思いっきり本人の口から拒否られてしまった。チョコの涙がを流しそうなくらいの大ショック。あまりのショックに放心状態のまま、再び暗く狭いところに閉じ込められる。  もう、どうでもいいや。チョコでも人間でもさ~。あは、はは、は~。すっかりやさぐれチョコになった私は、小金丸クンのカバンの中でふて寝を決め込む。 -----  目が覚めると、もう夕方になっているらしかった。カバンの中はあいかわらず真っ暗だけど、なんとなく雰囲気で。小金丸クンはもう部活が終わって帰るところなのかしら。  カバンが開いたらしく周りが少し明るくなる。 「あ、これ綾口のチョコか。明日あいつにお礼言っとかなきゃな。ん~、だけど手紙の返事はどうしようかな……」  小金丸クンの声が聞こえる。もう返事は聞いたからいいよ……。2度も聞かされたら、こっちがたまんないわ。 「小腹も空いたし、ちょっと頂こうかな」  え?ちょ、ちょ、ちょっと!?  チョコをラッピングしていた透明なフィルムをぺりぺりと剥がし、人形型のチョコがむき出しになる。  私、裸!  もともと透明なフィルムしか纏ってなかった上に、チョコに裸も何もないけれど、やっぱり気分的にとても恥ずかしい。憧れの男子に一糸纏わぬ姿をまじまじと見られるのは。  チョコになった私の体が小金丸クンの口の中に入っていく。足の先から膝までが、ポキっと折られて口に入れられる。痛みは無い。  あ……私の足が小金丸クンに食べられてる……。あ……、あひゃひゃひゃ。く、くすぐったいわ!折り取られた痛みは無いのに、舐められる感覚は伝わってくる。これ、なんて拷問?足の先がすっかり溶けて食道の奥に流れていくと、今度は膝から下腹部のあたりまでが口の中に収まった。すると、さっきまでの足とは違う感覚がおそってくる。なんたって女の子の一番デリケートな部分なのだから。そんなところを(チョコの私に比べて)大きな舌でペロペロと舐められてはたまらない。なんたって死ぬほど恥ずかしい。  やだ!そんなとこ舐めないで!ん、んああぁぁ!  私が泣いても喘いでも、チョコになった私からは何の言葉も発せられてはいない。人形のようになったチョコの私の顔は、変わらない表情で食べられる運命を受け入れている。  ダメェ……、私のあそこが溶けちゃう……。あ……あ……ぁ……。  小金丸クンの舌が私の太ももを溶かし、お尻を溶かし、まだ一度もセックスした事の無い(まだ処女だったのよ!)私のアソコを溶かしていく。私の処女を今、舌で奪っているなんて夢にも思ってないに違いないわ。うう、私のヴァージンがチョコになって溶けていく~ぅぅぅ……。 「なんだか、このチョコ食べてると体が熱くなってくるな、何が入ってるんだ?これ」  何がって、私よ、わ・た・し!声にならない声でそう言ってやる。乙女の体を3分の2も食べておいて気がつかないとはなんて鈍感!  このチョコには脳の性衝動中枢を刺激する成分が含まれているんだよ、言ってみれば強力な媚薬だね。  頭の中でまた例の男の子の声がする。  何でチョコに媚薬が入ってるのよ……  もともとチョコってそういうものなんだよ。自分を食べてムラムラしてもらえるんなら嬉しいでしょ?  私が食べられちゃったら意味ないじゃないのよ!  さっき言ったじゃないか。男女の仲を取り持つんだって。  わけが分からないわ……。  私以外には聞こえない男の子の声とやり取りをしている間に、小金丸クンが私の最後の残りを食べようとする。 「あいつ、チョコに何いれて作ったんだ?ちゃんと食べられるものだよなー?綾口のことだから、もしかして自分の髪の毛や何か……ヘンなモノ混ぜてないだろうなぁ」  ひどいっっ、私って信用無い!でもコレ、私が全部入ってるからやっぱり当たってる!もう悲しいやら嬉しいやら、わけ分かんない。  小金丸クンの口がチョコレートになった私の頭をパクリと食べる。きゃ。一瞬だけ小金丸クンとキスしちゃった!あ、でも考えてみたら今口の中にいるのよね。これってキスなんて目じゃないくらい濃厚なスキンシップなのだわ。このまま彼の舌で溶かされて、体の中でひとつになるなんて、なんてロマンチック……、な、わけなぁぁぁい!違う!私が求めてたのはこんなことじゃなぁぁぁい!戻せー!人間に戻せってばー!  あれれ、ほんとに戻していいのかい?今の姿は胸から下は引き千切られて、残った顔もドロドロと溶けはじめた二目と見られないような姿だよ?  うっ。ぐぅぅぅ。さっきは戻せないと言ったくせに……。  ねえちょっと。このまま食べられちゃったら、私どうなっちゃうのよ?  ん?食べ物が食べられたらどうなるかって、そんなことも学校で習わなかったのかい?  (このガキ、むかつくー!)でもこうやって今でも意識はあるし、食べられても痛いわけでもないわ。  ああ。食べられても体内にある間は意識はあるんだよ。  へ、へえぇ、そうなんだ。じゃあひとつになれるってのもまんざらウソじゃないのね……。  あ。あぁぁ。小金丸クンの舌が私の顔を舐めてる!幸せ~。口の中でコロコロと舐めまわされてチョコになった私は大半が溶けてしまった。  自分が全部溶けて無くなっちゃうなんて、とても不思議な気分だわ。あぁ、最後のひとかけらになった私が溶けていく。小金丸クンの唾液と一緒になって喉から食道を通って胃の中へ……。チョコの体が全部溶けて消えてしまった私は、不思議なことに小金丸クンの視界で外界が見えるようになり、その他の感覚も共有しているみたい。なにこれ、すごい。  でも、なにか違うわ。好きな人と一緒にいたいのと一緒になるのでは大違いじゃない!だいたいひとつになっちゃたら手をつなぐことも抱きしめてもらうこともできないじゃないのよ!私は男子になりたいわけじゃないんだってば。 「あー、なんか不思議なチョコだったな。まだすごく体が火照ってるし、なんかフワフワしてるみたいだ。明日綾口に会ったら何が入っていたのか聞いとかないとな」  …私が入ってましたって言ったらどんな顔するのかしらね。証拠を見せられないが残念だわ。あ、誰か来た……、ってあれは……。 「あれ、沢井じゃないか。沢井もいま帰りなのか?」  え……裕美子?あなたももしかして? 「小金丸君、これ受け取ってください。わたし、小金丸君のことが……」  ウソー。裕美子も小金丸クン狙いだったの?ほんとライバル多いわね、油断できないわ。 「沢井さん、あの…俺も君が彼女だったらいいなぁって思ってたんだ」  ウソ!う、う、ウソー!?ああ、今日はなんて日なの。私はフラれるわ、友達に想い人を取られるわ、チョコにされるわ、食べられるわ。今日は仏滅?13日の金曜日?バレンタインなんだから13日のわけないって!! 「沢井さん!」 「きゃ!?」  なっ!抱きついた!!なんで!?しかもいきなりキスまで!!  そりゃ、媚薬入りのチョコを1本全部食べちゃったんだから、ね。  まだ、あの声が囁く。でも、そうか。そういうことなのね。媚薬入りの私のチョコ(私の?私そのものよ!)を食べてムラムラしてるところに本命の女の子がやってきたので、若い男の子の欲望が暴走しちゃってるのね。悔しいけど。私じゃなく裕美子だからなのかしら。って暴走しすぎじゃあー!  私の今の視点は小金丸クンの目線と同じ。感覚もなんとなく伝わってくるから、裕美子を押し倒し、胸を揉み、スカートの中に手を入れてパンツの上から裕美子のあそこをなでなでしている感触がもろわかり。そしてなんだろう、この体験したことの無い股間がムクムクとしてくる感覚は。男子って股間にこんなもの飼ってるのか……。  裕美子もまんざらではないみたいで、されるがままに身を任せてる。ねぇ、あんたも少しは嫌がったりしたらどうよ?ああ、でも男ってこういう従順な感じの女の子に憧れるのかしら。私なら初っ端からこんなことしてきたら、正座させて説教しちゃうわね。だからずっと彼氏できなかったのかなぁ、私。  ん?んあぁぁぁ!?小金丸クンの股間に裕美子の手が伸びてズボンの上から撫でさすっている。なんてことしてるのよぉ!あんたがこんなことする子だなんて……。大人しくて従順な感じなのに実はエロいことが大好きとか、私じゃ絶対勝てないわ。残念だけど。でも何この感覚?男子のあそこってこんな気持ちになるんだ。それになんだか、もう無いはずの私の体がどんどん股間に集められていくみたいな感覚。一体どうしたのかしら。  言わなかったかな?溶かされて体内に入ったチョコだった君の体は、普通の食べ物と違って栄養にはならずに全部、男女の交わりに使われるんだよ。  何を言っているのかよくわからないわ。媚薬の効果のことを言ってるの?  違うよ。物わかりの悪い子だなぁ。君、頭悪かった?  余計なお世話よ!!こんな非日常的なことなんて想定外よ!  じゃあ、はっきり言うよ。チョコとして体内に入った君は、精液になって体外に排出されるんだよ。君の体は今急速におちんちんの中に凝縮されて精液に変換されつつあるんだ。わかった?  んな!わ、わ、わたしが、セ、セーエキ?セーエキってあのセーエキ!?  どのセーエキか知らないけど、おちんちんで作られる精液はひとつしか知らないよ。チョコになるのはよくて精液になるのは嫌なのかい?  チョコになるのも良くないわよ!あげくに精液だなんて……。冗談じゃないから元にもどして!  精液を戻したって精液だよ。ホワイトチョコにはならないよ?だいたい好きな男の子の精液になれるなんて素敵じゃない?  ぜんっぜん素敵じゃないわっっ!そもそも男子のあれも見たことない私が精液だな、あ、ああ、あ…ぁぁ……  精液化が進むにつれて、自我が壊れはじめてきたようだ。チョコとはいえ自分の体だったモノから、男の子の精子と分泌液に作り替えられることで意識そのものが精液に支配されつつある。果てしていつまで自分を保っていられるのかな?  ズボンとパンツを下ろしてむき出しになり元気にそそり立ったおちんちんと、パンツを片足にひっかけ捲くり上げたスカートの中にのぞくしっとりと濡れた割れ目が、結合されるのを今か今かと待ちわびている。 「沢井…、俺もうガマンできないよ」 「小金丸君、いいよ、来て……」  だ、だ、だ、ダメーっ!私がいる前でそんなことしないでっ!…でっ、ででも、やっぱりしてっ!して欲しいのっ!入れて入れてっ!あそこに入りたいのっ!  半ば精液と化した彼女の意識は、その精液が溜まっているおちんちんに支配されつつある。だからもう自分の自我なのか、おちんちんの感覚を代弁しているのか判然としなくなってきている。  あ、あれ……私どうしちゃったんだろ?裕美子と小金丸クンがするとこなんて見たくないのに。で、でも裕美子のあそこにおちんちんを入れたい!おちんちん入れてどんどん気持ちよくなって、いっぱいいっぱい出したいの!! 「入れるよ……」 「ん……」  割れ目にあてがわれたおちんちんが、ゆっくりぬるりとその中に入っていく。  んあ!ああぁ!  共有している感覚が、ほぼおちんちんのみになってしまっているので、まるで全身が性感帯になって強烈にしごかれているような快感に襲われる。  なにこれっ!?き、気持ちいいっ!!  一番奥まで入れられたおちんちんは、またゆっくりと引き戻され、再び奥へ挿入される。そして徐々にその前後運動のスピードを早めながら繰り返し繰り返し、何度も膣との摩擦が行われる。  あっ!ああっ!うぁ!うぅぅあぁ!!もっと!もっとぉ!  快感が増すにつれ精液化は加速し、チョコとして食べられ体内に取り込まれた彼女の体だった成分は、とうとう完全に自分が好きだった男の子の精液へと作り替えられ、半透明などろりとした液体に成り果ててそのおちんちんの中に集められる。  もう……駄目ぇ……気持ちよすぎておかしくなるぅ!でも、もっと、もっと、もっとぉぉっ!  さほど経験の多くない男女の交わりは、単純にスピーディにフィニッシュを迎えようとしている。  あっ!あっ!あぁっ!もうちょっと、もうちょっとでセーエキ出るっ!出したいっ!セーエキ出したいのっっ!  ねえ、まだ聞こえてるかな?あらかじめ言っておいたと思うけど、一度体内に取り込まれたらどんな形であれ、その宿主の体から離れると君の意識は消失して、その時の姿のモノそのものになってしまうからね。って、もう何を言っても無駄だったかな?  精液になり、理性の歯止めはとうに外れて、おちんちんの感覚と一体化してしまった彼女にはもうその声は届いていないようだった。 「うっ!」 「んんっ」  ああぁっ!出てるっ!おちんちんからセーエキ出てるっ!いっぱいっいっぱいっ、ううぅぅぁぁぁ…………!!  3人3様の声をあげながら、絶頂に達する。解き放たれた精液が尿道から勢いよく飛び出し、膣の奥深くに射精される。どくんどくんどくんと何度も脈打ちながら一滴残らず送り出された精液は、温かく湿ったおまんこの中で女の子の分泌液と混ざりあい白濁した液体になって、割れ目からトロトロと溢れ流れ出る。 「ごめん、沢井。中に出しちゃった」 「ううん、いいの。小金丸君のなら」  溢れ出て床に溜まっている精液、膣に残り愛液と混ざりもう区別のつかなくなった精液、そして子宮口から子宮めざして体内を這いまわっているわずかな精液。どれもバレンタインの日に告白し損ねた女の子の成れの果てだけれども、もうどこからもその痕跡はうかがい知ることはできない。  君のおかげで一組のカップルが誕生し、結ばれたね!ほんと、良いことをすると気持ちがいいなぁ。良かった良かった。そう言うと、その小さな男の子は不恰好な形のドス黒いチョコを齧りながら歩き去っていった。