たまいど。- 特殊性癖趣味の絵と小説 -

 ピンポーン♪  夜勤明けで今まさに寝ようかというタイミングで玄関のチャイムがなった。 ―んん?なにか通販でも頼んでたっけか?―  しょうがなくドアを開けると案の定、宅配便の兄ちゃんが立っていた。 「こちらにサインお願いしまーす」  受け取った荷物の送り状を見てみると、送り元が海外だ。 ―覚えがないなぁ、なんだろう?― そう思いつつ受け取った荷物は、見かけのわりにはとても軽い。梱包を解くと中からは英文が印刷されたペラ紙が1枚と、DVDディスクが1枚、そして黒いプラスチックのケースに入った……コレは何だ?手触りからするとレザーのような、綺麗なピンク色をした変わった形の巾着袋のような……って、形があきらかにチンコなんですけど!?アダルトグッズはよく通販で買うけどこんなもの注文した記憶が思い当たらない。しかも海外からなんて。配送間違いだったら面倒くさいなと思いつつも、その謎の物体を手に取って見る。  ああ、これは……、男性器の形に縫製されたいわゆるペニスケースってやつなのかな。男性器を模した白いスチロールの芯に被せて皺にならないように梱包してあったようだ。チンコ型の付け根にあたる部分は丸く入り口が開いていて、そこから脱着できるようになっている。そのスチロール芯を引き抜いて外側の袋だけを手に取ると本当に軽き、そして薄い。レザーには違いないのだろうけど、外側はツルりとして柔らかな光沢を放ち、内側はサテンのようにスベスベだ。おちんちんの竿の部分と袋の部分、そして亀頭の部分もきちんと立体的に縫製されていて、複雑な曲面を見事に再現している。なかなかどうして手の混んだ作りのシロモノのようだ。  しかし、やっぱり注文した覚えがないので、同封されていたペラ紙に目を通す。英語で書かれたそれを斜め読みしてみるけど納品書とも説明書ともちょっと違うようだ。文面の最後にはWebサイトのURLが記載されていて、それに何となく見覚えがある気がする。あれは、何だったかな……たしか……アダルトグッズの通販サイトなんかじゃなくて……、かなり胡散臭そうな会員制のアングラサイトだったはず。  そこで1ヶ月くらい前の記憶がよみがえる。  そのころ僕はとある会社で内勤の仕事をしていたのだけど、そこの職場の上司が本当に不愉快な女だった。見てくれはそんなに悪くない、いやむしろ美人の部類なのだけど、内面が腐ってるというか。今思い出しても不愉快なので、詳細は省くけれど、結局そこは辞めざるをえなかった。そして、その時にちょっと失敬した個人情報を使って軽い憂さ晴らしのつもりで、いろんなアダルトサイトや出会い系サイトにその女の名前や写真、連絡先なんかを登録してやったのだ。  その中のひとつがこのアングラサイトで、こんな妖しげなモノを送ってきた送り元らしいということだ。  そこは海外の出会い系みたいなところで、自分の性的願望を書いてアップロードすれば、会員向けに公開されて嗜好の合うもの同士でマッチングしてくれるのだけど、かなりハードコアというか、実践すれば後ろに手が回るような嗜好ばかりの完全なアングラなサイトなのだった。そこに僕の劣情のままに彼女の願望として書き込みを行い、写真やプロフィール情報なんかを登録しておいた。その登録を見ていろんな怪しいメールやら勧誘やらが届くだろうことを期待して。

【挿絵】Pケースにされた成川智美と、彼女のカラダの行方について1

 そこのサイトから届いたモノ。ということは、こいつはいったいどういうシロモノなだろう?だいたい僕の住所なんてもちろん知らせていないのに(彼女を詐称して書き込んだのだから当然だ)。  どんなことを願望として登録したのか細かいところまでは覚えていない―何しろ時間だけはあったので数百件以上おなじような書き込みをあちこちにしたのだ―けど、だいたいは「性奴隷志望」みたいなことを、高飛車なあの女がヤられることを想像しながらいろんなバリエーションを書いていったはず。  柔らかなレザーのペニスケースを手にとっていろいろ眺めながら、そういえばもう一つ一緒に送られてきた物があったのを思い出す。その同梱されていたDVDは手焼きのようで、真っ白いレーベルには"evidence"という文字と、シリアル番号のような英数字だけが印字されている。 ―これはビデオなのかな?それとも何かのデータかな?―  悪質なコンピュータウィルスの可能性もあるので一応用心はしつつも、PCに入れてみる。どうやら普通のビデオのようでプレーヤーで再生がはじまった。  場所は薄汚い部屋か倉庫のようなところだろう。そこに設置された台の上に、人が一人寝かされて、照明が当てられている。始めはピンボケだったがすぐにその人間にピントが合い、はっきり見えるようになった。 ―ああ、あの女だ。名前は……ええと、なんて言ったっけ。たしか成川……成川智美(なるかわともみ)って言ったっけな。名前を思い出すだけでまだムカつくよ、まったく―  その成川智美は下着姿で両手両足を台の端にひろげて固定され、口には猿轡をされた状態で台に寝かされている。 ―へぇ。あいつこんな下着つけてたのか性格に似合わず可愛らしいのをしてるんだな― ―っていうか、何これ。拉致られちゃってるの?そういうAVか?―  画面外から白衣姿の人物が2人現れて何かを話している。外国語のようだ。そして1人がおもむろに注射器を彼女の首筋につきたてる。しばらくは抵抗するようにもがいていたが、やがて目を開いたままぐったりとおとなしくなった。大きなフレーム付きの万力のような道具を、彼女の頭を覆うように置くと、何ヶ所かあるハンドルをクルクルっと回していく。成川智美の体が拘束されたまま何度かビクビクっと痙攣するように跳ねる。彼らは外国語で何か会話をしながら淡々と作業をしている。やがて2人がかりで頭の上に被せていた器具を持ち上げて移動させた。器具を取り去った後、彼女の体からは頭部が無くなっていた。元々そこから先には何も無かったかのように、スッパリ切断された首の断面だけが顕わになっている。 ―っ!!ちょっちょっちょっと!マジすか、これ。うわぁ、すごいなぁ―  エグいとかキモいとかより、素直に感心してしまった。ヤラセなら本物そっくりだし、本物ならすごく面白い。しょせんビデオの中の出来事だし、首を切られたのも、僕とは全く無関係、というか、むしろ積極的にヤってやりたかった人間だし。 ―これってスナッフムービーてやつ?でも初っ端から首切っちゃったら後どうすんだろ?……―  先ほどの器具が映像を撮っているカメラの前にどすんと置かれる。ハンドルを緩めて器具だけを持ち上げると、中から成川智美の首が現われる。虚ろに目を開いたままポカンとした表情でそれは、既に魂の無い物体にすぎない。 ―あっけないな。こんなに簡単に死んじゃうんだ―  たしかに彼女を憎んでいたけど、別に僕は彼女を殺したかったわけじゃない。ただ思いっきり辱めてやりたかっただけ。生きてようが死んでようが、それは問題じゃないけど、これじゃ、ただ死んだってだけで面白みが無いじゃないか。  映像はまだ続いている。白衣の一人が成川の頭に手を添え、手に持った小ぶりな刃物で首から後頭部にかけて縦にスーっと切り裂いていく。そして刃物を持ち替えると、切れ込みから刃と指を使って器用に彼女の頭の皮を剥ぎとりはじめた!動物の皮を剥ぎとるように、当たり前のことのように人間の皮が剥がされていく様子はとても新鮮だ。そもそも僕は動物の皮剥ぎだって見たことないんだから。 ―へえぇ……。きれいに剥げるもんなんだなあ―  見る見るうちに耳の後ろまで全て剥ぎ取られ、正面を向いた彼女の顔がカメラに映る。本人は何をされているか知る由もなく、首を切り離された時の表情のまま虚ろな瞳をこちらに向けている。 ―こりゃ面白いな。こういうのはデスマスクじゃなくてなんて言うんだろう。デススキン?―  後頭部に比べるとずっと慎重になった様子で少しずつ、前面の皮を剥いでいく。耳を剥ぎ、額を剥ぎ、喉から顎を剥ぎ、いよいよ顔面の主要パーツのみとなる。顎から頬にかけてが剥ぎとられ、ついに唇がその肉から剥ぎとられる。そのまま鼻の皮が内側から切り離されていく。今や成川智美の顔の皮は広げたスカーフのような大きさで、ほとんどを肉から切り離されている。僅かにくっついている両目の周りに丁寧に刃があてられる。まず左目の周りが切り離されまつ毛のついたままの穴になる。眉間の裏側がそぎ落とされ、とうとう右目の上まぶた、下まぶたも剥ぎとられた完全に肉体との接点を失った皮は、持ち上げられ、べろりと宙に浮いたまま虚ろな眼孔を晒している。 ―うわぁ、すごいな。人間の頭の皮がまるで一枚の風呂敷みたいだよ―  目と口の穴がぽっかりと開いた皮は、髪や眉毛が生えたままなので結構生々しい。しかしそれ以上に、皮をすべて剥ぎとられた頭部はちょっと夢に出そうなくらいにグロい。 ―美人も皮一枚下はこんなもんか。人間の美醜なんて儚いもんだなぁ―  剥ぎ終わった彼女の頭の皮は、内側の肉や脂肪を丁寧にこそぎ落とされ、何かの溶液の中に漬けこまれた。皮をなめす工程は知らないけど、たぶんそういうことをやっているんだろう。  映像が再び、頭部を失った成川智美の体の方に戻った。手足を台に固定されたまま、首だけが無くなったボディはマネキンのように作り物めいて見え、先ほどまで生きていた人間の肉体だという感じはあまりしない。 ―首が無くったってイヤらしい体してるよなぁ。いま目の前にあったら、好きなだけ犯してやるのに。残念だなぁ―  そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、台の横に鋸のような器具を持った2人が立ち、いとも簡単に両腕・両足を根本から切り落としてしまった。切り落とされた手足は無造作に脇に置かれ、台の上には胴体だけが残った。肉も骨も綺麗に切断された断面は、おかしなようだけど、とても美味しそうに見える。その胴体が下着を着けていなければ、女性の体ではなく調理を待つ食肉用の家畜に見えるのかもしれない。  成川智美の下着を着けた肉の塊は、だがしかし、容赦なく下着を剥ぎとられ、生きていればさぞ魅力的だったろう乳房と女性器を露わにされる。 ―あーあ、おっぱいもオマンコも丸見えじゃん。尊厳も何もあったもんじゃないね。しかし結構エロいマンコしてるんだな、あいつ。この場にいれば、思いっきり犯してやれたのにな!― 作業をしている連中は、そんな女性のエロスなどには何の関心も無いように、淡々と作業を続ける。手も足も首も無い全裸の胴体はくるりと裏返しにされ、腹ばいにされて今度はお尻が丸見えになる。 ―すっかりモノ扱いだな。家畜の屠殺ってこんな感じなのかな。いやー、爽快、爽快―   顔の皮剥ぎに使った刃物より一回り大きな同形の刃物が肛門にあてがわれる。そして肛門の周りを丸くえぐり、そのままお尻の中央から腰、背中とまっすぐに切れ目が入れられていく。頭と比べて格段に広い面積の皮を剥ぎとるのに今度は2人がかりだ。 ―見てるぶんには簡単そうに見えるもんだな。おお、おっぱいの中ってのはあんな風になってるのか……。うわぁ腹のまわりは脂肪ばっかりだ。お、いよいよアソコの皮剥ぎか!―  肛門みたく性器の周りを残して切り取るのかと思ったら、刃物を持ち替えて肉の中をえぐっていく。膣の中に何か器具を挿入しているのが見える。しばらくすると1人が剥がし終えた皮を引っ張り、もう1人が内側から何かを引きずりだすように取り出した。 ―まじかよ。あれって子宮?膣と子宮がくっついたまま皮を剥ぎとっちゃったよ―  あらかじめ切断されていた手足の付け根の4箇所は穴が開いているが、他の部分はきれいにそのまま1枚の皮として剥がされている。性器のところは内側に膣と子宮をぶらさげ、外から見るとそのまま使えそうな外見を保っている。  彼女の胴体の皮は、頭の皮と同じように、内側の皮に付着している脂肪や肉を丹念にそぎ落とし、同じ液体の中に漬けこまれる。台の上には赤・白・黄の色が入り乱れた肉と脂肪の残骸が肉屋の作業場みたいに大量に散らばっている。 ―ああ、なんだかすごかったな……。皮剥ぎショーだったのか?しっかしなんでこんなことになったんだろう。いや、僕の書きこみのせいなんだろうけどさ、こんなことになるようなこと書いたっけ??―  それにこのDVDの映像と、一緒に送られてきたペニスケースの関連がよくわからない。  映像の中では、まだ作業が続いている。再び皮の無くなった成川の頭にカメラが移る。手足を切断したのと同じような鋸があてがわれ、ぐるりと一周、頭蓋骨を切り離していく。  頭頂部の骨が外され、明灰色の脳みそが現われる。 ―脳みそってこんなんなんだ。なんか地味だな。生きてればともかく死んでるんじゃ、ただのたんぱく質?の塊だもんなぁ―  後頭部に刃物を差し込み、脳みその根もとをグリグリとえぐる。続いて左右からも同じようにえぐり、脳みそに繋がっている血管や神経を切り離している。刃物を置き、両手で脳みそを掴むとメリメリっと頭蓋から引き剥がし、彼女の脳は頭蓋骨から完全に分離されてしまった。 ―あ~あぁ、あれに成川の人格の全てが詰まってたんだなぁ。でも今じゃ薄汚いしわくちゃの塊か……―  取り出された脳みそは台の上に無造作に置かれる。肉切り包丁のような刃物を真ん中の溝に合わせてストン。半分になった脳みそをさらにストン、ストン、ストンと、ゆっくり鑑賞する間もなく、食材のごとくブツ切りに解体されてしまった。10数辺に切り分けられた脳みそをすくいあげると、ミキサーのような、というかまんま料理用のミキサーに放り込んでフタを閉める。 ―……ミキサーに入れやすくするために細かく切り刻んだのか―  ぶぅぅぅぅん、とミキサーのスイッチが入り成川の脳みそはその中で灰色のペーストと化す。ぶぅぅっぅん、ぶぅぅぅん、と数度撹拌され、何かの液体を加えて再び混ぜ合わされると、ミキサーの中でトロトロの液体が出来上がる。  映像が切り替わり、液体に漬けこまれた皮を再び映しだす。取り出されたのは先に入れた小さい皮、成川智美の頭を包んでいた皮だ。漬けこむ前は毛髪や眉毛などが生えていたのに、取り出した今はすべて抜け落ち、つるつるの皮だけになっていた。広げて置かれた皮に、ミキサーに入った彼女の脳みそ汁をかけながら、馴染ませるように、薄い皮をさらに押し伸ばすように皮を鞣(なめ)していく。 ―うへぇ、脳みそってこんなことに使うんだ……―  まんべんなく液体を染み渡らせ、押し伸ばされた皮は別の台に張りつけられ、皺にならないように皮の端から引っ張られるように固定される。目と口を虚ろに空け、平面にされた彼女の顔がモニター越しにこちらを見ているようだ。もう一枚の大きな皮、彼女の胴体から剥ぎとられた皮も同じように脳みそをすり潰した液体を全体にかけられながら、押し伸ばし、皮に残った余分な組織を丹念にこそぎ落としながら鞣(なめ)されていく。こちらも顔が張りつけられた台より相当大型の台の上に載せられ、敷物のように広げられ引っ張られて、乳房もお腹も股間もぴったりと平面状の一枚のシートのようにされてしまった。  二つの台にそれぞれ張りつけられた、頭の皮と胴体の皮。今はまだかろうじて、これまでその皮の持ち主だった成川智美の名残りを留めているけれど、人間を何のためらいもなく処理していく彼らの手で、もうじき、ただの革へと加工されてしまうのだろう。  皮が処理されている傍らでは、残された手足と皮を剥ぎとられた後の胴体が手際よく片付けられている。手足は大きな鉈やハンマーでさらにブツ切りにされ、胴体からは内臓が取り払われ適当な大きさにこれも切るというか割るようにバラバラに解体されて大きなポリバケツに放り込まれている。手足胴体が小分けにされポリバケツに収まった後は、脳みそをえぐり取られて空っぽになった、成川の頭蓋がそのまま一番上に放り込まれ、フタが閉められた。 ―ふうぅ。なんか疲れたな……―  と言っても、まだ映像を見始めてから1時間も経過していない。その間に一応は顔と名前は知っている人間が首を切られ、手足を切られ、全身の皮を剥ぎとられて、残骸はバラバラの肉塊にされてしまったのだ。疲労と、えも言われぬ高揚感を感じながらも、映像を見続けている。  映像がいったん途切れ、また映し出された。先ほどまでと同じ場所だけど、微妙に雰囲気が違う。おそらく少し時間が経過したのだろう。汚れていた床はきれいに清掃され、台の配置も変わっている。成川智美から剥ぎとられた二枚の皮が張りつけられた台は、並べて壁際に立ててある。引き伸ばされるように台にぴったりと張りつけられた皮は、その形状こそ変わっていないが、撮影されてない間に表面を加工されたのだろう、生々しく人肌のままだった皮から、滑らかな光沢を放つしなやかそうな革へと変えられていた。カメラがその二枚の革にフォーカスして細部を映していく。胴体だった皮は暗いピンク色に着色され、しっとりと落ち着いた感じの大きな一枚の革にされている。全体が凹凸なくツルリとしている中で、性器のあった部分だけが彼女の陰唇の形状を残したまま革にされ異彩を放っている。そのレザー製のヴァギナの奥には、切り離されずにくっついたままの膣と子宮が、こちらは革とは異なる質感の厚手のビニールのような色艶で、そのままの形状を保ったまま繋がっている。  性器付きの大きな胴体の革が張りつけられた隣には、小ぶりな台の上にやはり、成川智美の頭部の皮が同じように表面を加工され、艶やかな光沢を放つ革となって、広げ伸ばされ張りつけられている。鞣(なめ)され革にされた後でも、目や口の穴は開いたままで、鼻や耳の痕跡も残っているので、そのつもりで見れば人間の顔だと判別できる。しかし、髪も眉も無く、薄く引き伸ばされ表面を処理され着色までされた平らな革から、彼女の以前の面影を読み取ることはもはや困難で、完全に素材としての革にされてしまっている。その頭部から作られた革の方は、胴体の革がダークピンクなのに対して、こちらは鮮やかなパールピンク色に着色され……。   ―このピンク色!これってもしかして!?―  ビデオと一緒に送られてきたペニスケースを手に取ってまじまじと見る。映像の中なので分かりにくいとはいえ、このペニスケースと台の上に張り付けられた成川の顔から作られた革はどちらも同じ色をしているように見える。  実はビデオを見てる途中から、まさか、ひょっとして、と思わなくもなかったけど、そんな非現実的で面白いことはあり得ないよなぁ……と自分を抑えていたのだ。しかし、これはもうかなりの確立で、多分……。 ―このペニスケースは、成川智美の顔の革で作られている―  このビデオの映像を信じるなら、彼女は拉致されどこかに監禁されて、あっさりと首を切り落とされて殺された。頭と体の皮は剥ぎとられ、鞣(なめ)されて革にされ……そして、おそらくその革はペニスケースに加工されて、今、僕の手の中にある。 ―しっかし、本当かなぁ?このチンコの形したモノがあいつの皮で出来てる?―  改めてそういう目で見てみると、ペニスの形の根元に丸く開いた着脱用の穴は、口のようにも見えなくも無い。他の部分とは微妙に異なる柔らかくぷっくりとした手触りの入り口は、彼女の唇の名残りだろうか。わずかに丸く膨んだ革にされた唇はぽっかりと口を開けて、ペニスケースとして使用される時を待ちわびているみたいだ。  ここが口だとすると、彼女の顔はこちらを向いた状態で、口から脳天まで(もちろん脳みそなんて入ってない空っぽの頭、ならぬ袋でしかないのだけど)ペニスで貫かれるようにして装着されるのだろう。中身が入っていなくてもそれと分かる位、全体は立体的に縫製されて、男性器状の袋になっていて、その穴以外は目や鼻、耳などがはっきり分かるような部分は無い。その穴とて機能的にそうなっただけで、他の部位は何の痕跡も残されずに、ただモノとして作り変えられたという感じがありありと伝わってくる  映像の中では、頭部だった革が、鞣(なめ)し張りつけてあった台から取り外される。裏返しにされ、作業台の上に置かれると、型紙のようなものをあてがわれ、シャキンシャキンと裁断される。いくつかのパーツに切り分けられた革は、ごついミシンの上で手際よく縫い合わされ、再びひとつになっていく。 ―間違いない!成川は、あの女は、ペニスケースにされてしまったんだ!!「これ」があの女の成れの果てなんだ!―  憎ったらしくて、思いっきり辱めて、ぼろぼろにしてやりたかった女が、これ以上ないくらい無様な姿で僕の前に現われた。抵抗はおろか、憎まれ口も哀願の言葉ひとつすら、発することはできない。  僕はどうするべきだろう。鬱憤をはらすなら、ハサミで切り刻んでバラバラにしてやるか?火をつけ燃やして灰にしてしまう?便所で尻を拭いてウンコと一緒にトイレに流す?  いや、いや、いや。僕はこれでも女性には優しい男だ。憎んでいたとはいえ、こんな姿にされてしまって何の抵抗もできない哀れな女性に対して、さらに追い打ちをかけるような非道な真似はできない。かつて成川智美という女の口だった、そのペニスケースの穴からは、もう永久に言葉を発することは無いけれど、僕には彼女が言いたいことが手に取るようにわかる。だからその願いをかなえてやるのだ。願い?ペニスケースの存在理由はただひとつ、男性器を覆う袋としてチンコにハメられることだ。願いどおりに僕のペニスケースとして使ってやろう。僕のおちんちんの第二の皮として、僕のペニスの形になって、その顔の革の中は僕の肉棒でみっしりと満たされ続けるんだ。いつも僕のペニスに犯されながらも、犯す対象とすら見てもらえない、僕のペニスの付属物でしかない、無様で滑稽な成川智美の顔の革。それが僕の手の中に握られたペニスケースのあるべき姿だ。

【挿絵】Pケースにされた成川智美と、彼女のカラダの行方について2

 革製の男性器になった成川智美を手に持ち、だらしなくぽっかり開いた装着用の穴―言葉を発し、物を食べ、あるいは誰かとキスをしたかもしれない彼女の口の残滓―を見る。 ―僕のペニスケースとして使う前に、ちょっと挨拶をしてあげようか―  そこからペニスを装着するための、かつては唇だったところに僕の口を重ね口づけをする。唇をぐるりと舐めまわすと成川の触覚と味が舌の上にひろがる。さらに穴の内側に舌を入れ、その裏側―生きていれば絶対不可能だった彼女の顔の皮の内側―までキスをして、僕のモノになる前に、人間らしい最後の行為を堪能する。外観はもう人とは似ても似つかないシロモノだけど。  ズボンを下ろしパンツを脱ぐ。初めて経験する新しいオモチャに期待を膨らませ、僕のおちんちんはガチガチに硬くそそり立っている。 ―ほら、成川。これが今からお前の中に入っていくんだ。いや、入っていくんじゃなくて、チンコに被せられるといった方が正しいかな。コンドームに挿入するって言わないからね。わかってる?お前の顔の皮なんて、もうコンドームと同じ程度のモノなんだよ!せいぜい死ぬまで僕のチンコの皮代わりになって楽しませてくれよ。ってもう死んでるけどな!―  ペニスケースの一部となった成川智美の唇に、僕のペニスの亀頭からあふれ出ているガマン汁を塗りつけ押しつける。口紅の代わりに、男性器から出る分泌物で化粧をされた彼女の唇が、僕のペニスにキスをするように亀頭に密着する。革にされた唇の感触を自身の性器の先端で楽しみながら、ゆっくりとペニスケースを被せていく。彼女が生きていれば、きつく口を閉じ絶対に拒絶しただろう、僕のチンコと彼女の口腔との濃厚な接触が行われる。意思を持たないただの革にされてしまった口の穴は、ペニスケースの挿入口に作り変えられて、その役割を忠実に果たそうとしている。すぼまった唇のようなその入り口は、ペニス全体を舐めるように滑らかに擦りあげながら咥えこむ。ペニスケースの奥へ奥へと性器を潜りこませていくと、革の中のペニスは、喉の奥を犯すような感覚につつまれ、革の奥にすべてが吸い込まれていくような快感が這い上がってくる。 ―おおぉ、すごい。すごいよ、これ!ただの顔の皮がこんなに気持ちいいなんて、人体の神秘ってやつ!?―  成川の革に包み込まれる感覚に興奮していると、瞬く間に革の奥深く、一番先端まで亀頭が突き当たる。亀頭のくびれはペニスケースの先端のくびれにぴったりと収まり、まるで僕の棹のために誂えたかのように長さも太さもぼくのチンコそのままだ。最後に僕の玉袋を中に入れ、革の玉袋部分に収めると、まるで股間にピンク色のペニスが生えたかのように一体化している。 ―あはは、はは、はは!これは最高だ。ディープフェラ?イラマチオ?いったい何て言うんだい?頭の中身がぜんぶチンコになった女なんて初めてだよ!  指先で、僕のチンコと一体化してしまった女の顔の革の感触を確かめるように撫でていく。 ぴたりと吸い付くように張りついた革は、触覚を増幅させる効果でもあるのか、普段ペニスに直接触れる時よりも数段気持ちよく、まるで自分のペニスが敏感な皮でひと回り大きくなったかのように、ひと撫でするごとに快感でペニスがビクビクと反応する。 ―う……うわぁぁ、こりゃ気持ちいいや。ただの革の袋かと思ってたけど、こりゃオナホなんて目じゃないくらいの肉玩具だなぁ。あ、革玩具か!―  ペニスを指で軽くつまむように握って棹をさすり、亀頭を揉み包むようにしてマッサージし、裏筋を指のはらでこするあげる。軽めの刺激を与えるだけで革の中の性器があまりの快感に悲鳴をあげそうな感覚。僕の性器は成川の革に取り込まれ、吸収されてしまったんじゃないか。快感を感じる神経はすべてこのペニスケースに根を張り、表面に露出してしまったんじゃないか。そんな気持ちになりながら、夢中でオナニーをする。 ―こりゃやばい!あっという間に射精しちゃいそうだ!ああぁ、このまま中に……革の中に出したい!!―  ビデオの中では、パーツの縫製が終わり、できあがった革製品が映し出される。それは間違いなく、今、股間で僕のチンコと一体化し、柔らかな革ごしにオナニーに使われているピンクのペニスケースそのものだった。  成川智美は僕のせいでペニスケースにされ、僕のチンコをつつむ革になってしまった。一体、誰がこんなことになるなんて想像できただろう!?僕のたわいも無い、ちょっとした悪戯の書き込みのせいで、1人の女性が命を絶たれ、あまつさえ人間の尊厳も無いような滑稽な姿へと作り替えられてしまった。 ―……最高じゃないか!!生意気なクソ女をチンコの付属物に貶めて、精液やチンかすまみれの姿でずっと奉仕させつづけることができるなんて!―  思わずそうひとりごちながら、革を握り締めさらにチンコをしごいていく。チンコと密着した革の裏側が絶妙な摩擦を生みながら、素手では得られないような快感に、精液がどんどん集まってくるのがわかる。革の上から玉袋を揉みしだき、カリ首をさする。射精の絶頂に達するのは、もう間もなくだ。 ―はぁ……はぁ……、待ってろよ、今、大量の精液をお前の中にぶちまけてやるからな!革が妊娠しちゃうくらい大量にな!―  びゅるぅっ!ぶぴゅっ!ぴゅくっっぴゅっっ……ぴゅっ……ぴゅぴゅっ…… ―はっうっ!はぁはぁ、ぁぁはぁ……ふぅぅぅ―  成川智美の革にぴったり包まれたペニスから射精された精液は、尿道から勢いよく飛び出るとすぐに行き場を失って、チンコと革の間を押し広げながらペニスケース中に充満していく。縫製された革と革の縫い目のわずかな隙間から白い精液がじわじわと滲みでて、革から精液が分泌されているかのようにも見える。両眼の穴を縫い閉じたところからは、ザーメンの涙のように精液が流れおちる。 ―はあぁぁ……、僕の精液の味はどうかな?はははっ、嬉し涙を流すくらい美味しいかい?―  僕のちんちんを根もとまでずっぽりと咥えこみ、精液の涙を流している成川智美は、すでに僕の性器と同じ形をした革だけの存在に成りはてている。何も見えず、聞こえず、しゃべることも、考えることも無い、男性器を包むだけのモノになってしまった。でもそれは間違いなく、彼女を構成していたはずの一部なのだった。成川という人格をもった肉体だったモノが、僕の性欲を満たすためだけの道具とイコールになってしまったことに、例えようのない満足感と高揚感を感じ、単なる性的刺激以上に興奮して極上の射精を味わうことができた。  やや勃起がおさまってぷるんと垂れ下がったペニスを、ピンク色のペニスケースはしっかりと包んでいる。このまましばらく繰り返し使って、僕の精液の匂いが染みついてとれないようなザーメン革にしてしまうのも一興かな。そう思いながら、まだ続いていたビデオの映像にちらりと目を移した。  映像の中では、もう1枚の大きな革、彼女の胴体を剥いだ皮をなめしてできた革の加工に取りかかっているところだった。皮を剥ぐ前に切り落とされた手足のあったところに開いた穴は、うまく折り、縫い閉じることできれいに塞がれている。切り開かれた背中は再び縫い合わされ、お尻と足の付け根あたりも端をそろえて縫い合わされている。首側に開いた穴だけはそのままで、切り落とされた首の断面が空洞になっている。  縫製のために裏表を逆にされているので、今見えているのは革の裏側、肉体にくっついていた方だ。生きている人間なら絶対にあり得ない、体の裏側をさらけ出した状態で、作りかけの服のような姿になっているのがとても面白い。  あらかた縫製が終わったらしく、裏返しになったいた革が元に戻される。  皮を剥がされる前の成川は、それなりに抑揚のある女性らしい体型だったはずだが、今、なめされ縫製された成川の胴体は、ほとんど凹凸の無い寸胴な幼児体系のようななラインになっている。肩と腰は細く絞られ、乳房の膨らみは奪いさられ、お尻のふくらみも最小限だ。幼児体系というか、既に人間らしい形状とは言い難い。首のところだけが大きく開いた、細長い袋そのもの。その開口部の反対側、足が生えていた頃は股間だった部分には、革にされた後でもそのままの形状で女性器が残され、その革袋の来歴を無言で語っている。 ―なんだこりゃ?しかし、随分と色気の無い体型にされちゃったなぁ―  革袋にされた成川は縫製台から取り上げられると、今まで画面には映っていなかった一角に設置してある機械に取り付けられる。円柱と立方体が横向きにいくつか組み合わさったような、人の背丈よりやや低いくらいの銀色の機械。その一端の円柱の端に成川の革の大きく開いた首の穴がかぶせられて固定された。首を機械の中に突っ込んでぶら下がっているような、奇妙な光景だ。  もう一端の方の床には、大きなポリバケツがフタをして置かれている。革をセットし終わると、そのポリバケツのフタが開けられ、機械のスイッチもONになり、大きな作動音と何かが回転するような音が響く。バケツの中には赤色とピンク色が混ざり合った塊が大量に入っている。その塊がひと切れつまみ上げられ、機械の開口部に放り込まれる。しばらくすると、反対側に固定されている革袋がぶるぶると揺れ、その中に何かが落ちていった。 ―なんか……これ、見たことあるぞ。何だったっけか?うーん―  バケツの中の塊がふた切れ、み切れと機械に放り込まれる。そして、数秒後にはその中での処理を終えて、反対側に固定されている革袋の中に排出される。 ―あ!あれだ。肉をミンチにする奴。肉を入れると中で細かく粉砕されてひき肉になって出てくる奴!―  バケツの中の赤い塊は、さっきまとめて回収された成川自身の手足や胴体の肉らしい。いつの間にか骨からそぎ落とされて肉だけにされていたようだ。機械の中でミンチにされた彼女の肉は、機械の口に固定された彼女自身の革の袋の中に絞りだされている。 ―人肉の……腸詰め、いや革詰め……なのか?こういうのもソーセージって言うのかな?ずいぶん大きなソーセージだなぁ―  なるほど細長くつるりとした袋の中に、ひき肉が充填されていく様子を見てると、大きささえ気にしなければソーセージそのもの。肉塊は次々とひき肉器に投入されていき、革袋は詰め込まれていく自分自身のミンチで丸々と膨らんでいく。ポリバケツの肉塊が空になると、別の缶に入っていた中身を投入口にあける。ごろんと出てきた見覚えのある赤い塊は、皮を剥ぎとられ脳みそを抉りとられた、成川の頭部の名残りだった。 ―うわぁ、あいかわらずキモいな!って言っても、きれいなお顔の皮はちんこケースになって、僕のちんちんに使われるだけどな!―  何も映していない虚ろな目玉が赤い肉球の中でひときわ目立つ。投入口に入れられた成川の頭は骨と神経とわずかな肉ごと、鋼鉄の刃で削り、砕かれ、ミンチメーカーの中に沈んでいく。機械の中ですべて一緒くたに攪拌されミンチ肉になった後は、すでに結構な量のミンチ肉でパンパンに膨らんでいた革袋へ詰め込まれ、革の肉詰めの一部になる。  骨や内臓が除けられたとはいえ、全ての肉が細長い袋にされた革の中に、限界まで詰め込まれせいで、はじめはダラリとぶら下がっていた革袋は皺一つなく膨れあがり、やや平たく潰れた形の円柱ならぬ肉柱状になっている。手足も首も無く、乳房さえも奪われ、人間らしさからは程遠いソレの中で一ヶ所だけ、肉柱の末端に女性器がそのままの形状でくっついているのは異様を通りこして滑稽に見える。そのヴァギナは成川の本物の性器なのに、まるで革でできたまがい物の玩具のようだ。本物の革のヴァギナの奥には、これも本物の膣と子宮がつながったまま、ひき肉の奥に埋もれている。 ―なんでソーセージにマンコがついてるんだ……?いや、待て待て、あれがソーセージだなんて誰も言ってないぞ。むしろ人肉のソーセージなんて冗談じゃないだろう。となると、なんだろう。ただの肉オブジェ?、でも頭の皮がペニスケースにされたんだから、こっちも―そういう―用途に使うオモチャなんじゃないか……?―  リアルに女性器を模した穴がついていれば、その他の部分がどうあれ、とりあえずツッコんでみたくなるのが男の性(さが)。ましてやソレは、本物の素材で本物と同じ形状をした二重の意味でのリアルホールなのである。中に人肉が詰まっているとしても、機能としてはオナホールだと考えるのが妥当だろう。  詰め込まれるべき肉がすべて詰め込まれた革袋は、ミンチメーカーから外しおろされ、開口部だった首の穴はしっかりと縫い閉じられて、手足も首もない丸々とした成川のミンチの胴体皮詰めができあがる。隙間なくみっしりと肉の詰まった革袋は成人女性よりは軽いとはいえ、相当の重さがありそうだ。2人がかりで抱えると別の部屋へと運んでいく。  そこは、部屋というより小さなサウナといった雰囲気で薄暗い中に熱気が充満している。天井からバネでぶら下がっているハーネスのようなものを革袋に取り付けていく。黒く細い革のハーネスは重い革袋を宙に吊るすために、大きな網目状に上から下まで革に食い込むようにしっかりと固定され、そして、床と革袋の間には固定用の突起のついた台座があてがわれる。突起にヌルりとした液体をつけると、革のヴァギナを指で押し開き、突起を挿入していく。そこだけ見てると赤くテラテラと光る女性器に太い異物を挿入しているエロチックなシーンだけど、実際は革袋が揺れないように穴に棒を突っ込むだけの作業である。こうして、天井から吊り下げられた肉の詰まった革袋……。 ―何これ、めっちゃウケる!肉詰めにされた後にSMショーやってんの?あっはははは。緊縛、宙吊りにマンコで棒突っ込まれて、イキまくりヨガりまくりかぁ?しかもきつく縛りすぎてボンレスハムかっての。ええ!?成川さん!!ぜひ生で見たかったよ。そしてその腹の肉をつまんで「このメス豚!いや豚肉!ハム女め!」って罵ってやりたかったね!―  天井から吊るされた肉詰めの革袋は、しかし、その倒錯的なSMショーのために吊るされたのではなく、燻製にするための燻煙処理を行うためであった。部屋の扉が閉められると、中の肉は煙で燻され、殺菌、脱水されて本物のソーセージになっていく。 ―ああ、おいおい、本当にソーセージになっちゃうのかよ!しかも縛られて、マンコを拡げられたまま!?―  ついさっき、思いっきり射精してやや元気がなかった股間のイチモツが、ペニスケースに包まれたまま再びムクムクと元気を取り戻してきた。小さな部屋の中で、吊るされ、燻されて、徐々に完全な食品へと変えられてく成川の肉の詰まった袋にされた姿と、ボンデージのような固定ハーネスでギチギチに拘束され、固定用の棒が挿入され開ききった状態の革ヴァギナが目に焼き付き、それを食べたいのか、あるいは犯したいのか判然としないまま、ペニスだけは激しく勃起して同じ人間の顔の皮で作られたペニスケースを、その男性器の形に膨らませている。 ―生身の女だって、肉の詰まった皮袋には違いないんだ。中身が燻製にされたひき肉で皮がなめされた革になってたって、ちゃんとマンコがついていれば犯してやったっておかしくはないよな!  成川の革の中で硬く勃起したペニスを握りしめ、マンコ付ソーセージにされてしまった彼女を犯す妄想をしながら、しごきはじめる。 ―縛られてソーセージにされるような淫乱女には、もっとキツイ緊縛が必要だな。豚肉のようにタコ糸で全身を縛ってやろうかな?いや、タコ糸なんて甘いな。テグスで革が裂けるか裂けないかギリギリのところまで縛り上げてやろう。肉も革も縛った形に変形してしまって、二度と元に戻れないような淫乱肉詰め革袋にしてやるんだ。 ―革のオナホールになってしまった成川マンコには、まず僕のちんちんのための玩具になる資格があるか、入念にチェックさせてもらおう。色・艶・形・大きさ、人間だった頃にどのくらい使い込んでたのか、まさか処女ってことはないだろうけど処女膜ごと革になっていたらそれも面白いな。肉の中に埋もれている膣や子宮のなれの果てもちゃんとオナホールとして使えるのか調べさせてもらうよ。 ―僕のオモチャとして使う価値がありそうなら、まずはちゃんと手入れをしてやろう。キレイなモノを犯してこそ楽しさも増すってものだろう?極上のオイルと、射精済みの僕の精液を、丹念に、その革に塗りつけ、染みこませ、揉みほぐして、大陰唇も小陰唇も陰核も膣口も、その奥の奥までもツルツルテカテカに光沢を放つ、磨き上げられたレザーのオナホールにしてあげよう。 ―ギチギチに緊縛された革のソーセージと、美しく光沢を放つ革の性器のコントラストをたっぷりと鑑賞して堪能したら、いよいよ僕のおちんちんで成川のオナホールを使ってあげるよ。おっと、もちろんペニスケースは外して生のおちんちんでね。外したペニスケースは、何なら革袋の首のところに縫い付けてやってもいいな。1か月ぶりの首と胴の再開だね。もっとも胴体側は完全に縫いこまれて塞がれてるし、キレイなお顔の方は、何の原形もとどめていない、僕のおちんちんの形の袋でしかないから、いささか滑稽なことになるかもね。 ―ま、それはともかく、今のあんたの価値はそのマンコだった革で、どれだけ僕のちんちんを気持ちよくさせることができるか次第で決まるんだ。わかってるかな?僕がちんちんをその革の中につっこんで、どれだけ気持ちよくザーメンをぶちまけられるか、ってこと。以前のあんたの価値は知らないけど、今のあんたは僕の性欲処理用の肉玩具ならぬ革玩具でしかないんだよ、この面の皮でできたペニスケースも含めてね。そこのとこ、よーっく理解して欲しいわけさ。もう脳みそは詰まってないんだろうけど。って、そういえば、脳みそはペーストにされて皮をなめすのに使われてたっけな。じゃ、この革中に脳みその成分が染みこんでるわけか。こりゃ傑作だな、あはははは。 ―いよいよ、成川のマンコだったオナホールを、僕のおちんちんで使用する。生きてるときは僕の性器と彼女の性器が、密着し、擦れあい、体液を分泌しあいながら交合するとは(あえてセックスとは言うまい)考えもしなかった。僕のちんちんの前で鮮やかな光沢を放っているこの革マンコは本物と同じ形状で、同じ素材で出来てはいる。でもどれだけ精液を注ぎこもうと、精子と卵子が結合することはない形だけの女性器、フェイクマンコだ。本物をあえてフェイクにして、性行ではなく性欲処理の道具に貶める。僕が成川にしてヤりたかったのは、まさにこういうことなのだ。本物の性器を持つ人間から、まがいものの性器をつけたモノにしてしまうことで半分、そしてその、まがいものの性器を使いまくって本物のザーメン処理の道具、大人のオモチャにしてしまうことでもう半分が満たされる、ということだ。 ―小陰唇の真ん中に小さくちょこんと開いた革の膣口に、僕のおちんちんの亀頭をあてがう。初めての経験(こんなオナホールを使うのは初めてだ)にガチガチに硬く勃起したちんちんが、薄く柔らかな鮮やかなダークピンクの光沢を放つレザーをヌルりと押し開いて、挿入される。膣の外側にみっちりと詰まったソーセージ肉がレザーの膣内をピッタリと閉じ、圧力をかけているのか、まるで処女の膣を犯しているような、すごい抵抗だ。テグスで縦横に縛り上げられ、パンパンに張った革のボディを掴んで、ゆっくり、確実に革の膣を僕のちんちんで押し広げていく。その根本まで挿入するかなり前に、亀頭が何かに突き当たった感触がした。んん?もう行き止まり?やたら小さくないか?そう思ったけれど、すぐにその原因に思い当たる。ビデオの中で胴体の皮が膣と子宮ごと処理されている時、皮の部分にくらべてそこだけ小さく皺くちゃになっていたのを思い出した。皮膚と違って内臓に近い部位だから、なめすときに小さく縮んでしまったのに違い無い。 ―外側のマンコは大人の女のままで、中身は幼女マンコサイズになっちゃってたわけか。どうりで膣がきつかったわけだ。もう僕のちんちんのサイズに拡がっちゃったけどなー。そう思いながら、慎重に、でも力をこめて、革オナホールの奥にちんちんを突き入れる。固いゴムの輪を突き破るような感触の後、ぬぽっと亀頭が奥まで入っていった。子宮口を突き破って子宮の中まで亀頭が入っちゃったな。ガワだけのからっぽの子宮だからこそできる芸当だよ。革の胴体をしっかりと掴み、子宮の奥まで何度も何度も繰り返しちんちんを突き入れる。小さく皺くちゃに縮んでいた膣と子宮が、ぼくのちんちんに引き伸ばされ、その形を覚えこまされるように拡張され、僕の男性器と成川の元女性器は、まさにオス型とメス型の一対のペアになる。 ―ふっふっふ、成川さん、中古のアダルトグッズにされた感想はどうかな?せっかくのキツキツマンコも、僕のおちんちんのぴったりサイズに拡げちゃったし、子宮の中も僕の亀頭の形になっちゃったね。こんなんじゃあ、もう他の男のところに嫁ぐこともできないから、一生僕のオモチャとして使われるしかないね。オナホールの一生ってどんなだか知らないけどさ。あはははは。なんなら、その革マンコに"使用済み"って焼印を入れてやろうか。うん、それはいいな。家畜に焼印を入れるように僕専用の玩具の証しを、その表皮に焼付けてやろう。 ―僕の性器に貫通され、"中古"となったオナホールを完全に"使用済み"とするべく、そのマンコ玩具を使ってのオナニーをはじめる。使用済みとは言うまでもない、僕の精液をその中に注ぎ込んでやることだ。白くどろどろとしたザーメンを革の内にも外にもぶっかけて、僕の精液とチンコの匂いが染みついた「お古」の性欲処理具にしてやろう。  程よくヌルヌルとした、僕のちんちんにぴったりのサイズに拡張された膣の中を前後に亀頭でえぐるように腰をふる。胴体側のレザーとは違い、粘膜を失った臓器を処理された膣ホールは、やや硬くコリコリとした表面と強めの弾力を持つゴムのような感触の、よくできたオナホールに加工されている。亀頭のカリがその膣ホールのひだひだをかき分けながら進むと、その行き止まりの穴から覗くのは、このオナホールの一部分になってしまった成川の子宮。より優秀な精子だけを選別して通すはずの子宮口は、ペニスそのものに貫かれ、開きっぱなしの、しかし、ぐりぐりと心地よい刺激を与えてくれるオナホールの1パーツに成り下がっている。何度も何度も、子宮口のくびれを亀頭で味わい、子宮の奥には先端から漏れでる精液がたまって、びちゃびちゃと音を立てながら、突き入れられるおちんちんになされるがままの性器ならぬ性具と化している。 ―文字通り、動かない肉塊にすぎないオナホール付のソーセージでオナニーをするには、ソーセージを持って動かすか、僕が自分で動くかしかない。巨大なソーセージは動かすには少しばかり重すぎるので、結果、当然僕が自分で動くことになる。つまりはソーセージ相手に腰を振るということ。傍から見れば相当滑稽な光景だろうけど、そんなことは気にならない位に、この大きな擬似マンコ付ソーセージは気持ちがいい。挿入してピストンを始めてほんの数分で、もうおちんちんはとろけそうで、パンパンと革に打ちつける腰も砕けそうな程快感に包まれてくる。  リアルな女から作られた、革のオナホールがこんなに気持ちがいいだなんて、今までまったく知らなかったし、どこにもそんな情報は無かった。でも、映像の中で成川を加工していった連中は、きわめて事務的に、そして効率的に処理をしていった。つまり手馴れていて初めてではなかったのだろう。ということは、僕が知らないだけで、こういうことは世界では(もちろん裏の世界で)普通に行われていることなんだろうか。この成川みたいにオナホールやペニスケースにされたり、革にされていろんな姿カタチに加工された女がたくさんいて、闇マーケットのようなところで売買されたりしているのだろうか。  1人の人間から作られた大型の革オナホールを、今まさに使いながら他の性処理玩具を想像する。  まずは五体満足な形のままのダッチワイフだな、中身は空っぽにして、空気で膨らませてもいいし綿をつめてもいい。肉詰めるのは重たすぎるからちょっと勘弁かな。そうだ、やっぱり空気式の革ダッチがいいな、女をペラペラにして畳んだり縛ったりして精液をぶっかけてやるのは楽しそうだ。他には……、フェラチオしてくれるオモチャも欲しいな。頭だけボールのようにして、好きな時に口でできたホールに突っこんで頭の中にドクンドクンぶちまける。バックからできる下半身だけのやつも作りたいな。腰から下と足がついていて、革の尻の穴を思いっきり突きまくる。うん、面白そうだ。たまにはお手軽に済ませたいから、コンパクトな、マンコだけになった革オナホもいくつかあるといいな。ふふ、マンコだけ取り出すために、女を丸ごと潰してしまうんだから贅沢だな。  あとは、そうだな……、誰か見知った女を―成川はもう加工済みだからダメだけど―全身剥ぎとって、きれいになめしてから裏返しにして抱き枕に加工してやろうか。頭の先からつま先まで裏返しにしてやって、左右の足は一本にまとめ、両腕は胴体にぴったりと縫い付ける。頭は肩に縫いつけた首の無いちんちくりんの形状にして、目も口も鼻も穴は完全に縫い閉じてやって顔の造作は何も残さない。そうして最後に上から下まで縫い合わせてやれば、カラダの裏側を全て剥きだしにされた芋虫のような革の袋の抱き枕の出き上がりだ。僕以外には、もうそれが誰だったのか判別のしようが無い、無様で愛らしい100%人皮で出きた愛玩道具。僕は素っ裸でその革に抱きついて感触を堪能する。顔の裏側、おっぱいの裏側、お尻の裏側、そしてマンコの裏側、あらゆるところに僕自身を擦りつけ交わってやろう。舌でべろべろと舐めまわしてやるのもいい、足で踏みにじってやるのもいい、そしてもちろんおちんちんを擦りつけ、分泌液でべとべとになるまで剥きだしの体の裏側を味わいつくしてやるんだ。やっぱり一人だけじゃ物足りない。何人もの女をみんな見分けのつかないような裏返しの抱き枕にして敷き詰めて、代わるがわる抱きつき、ちんちんを擦りつけ、何度も何度も精液をぶっかけてやろう。みんな仲良く僕のオモチャだ。使い終わったら全部並べて天井から吊り下げて眺めてやろうか。誰も見分けのつかない、みじめな芋虫のような革袋にされて、ぶっかけられた精液を垂らしながら、ぶらぶらとゆれている使用済みのオモチャ。  さあ、抱き枕に飽きたら、どこかの姉妹を捕まえてきて楽しもうかな。姉の全身の皮をマンコごと剥ぎとって、マンコをペニスケースにした革スーツにして着てやろう。妹に見せたらどんな顔をするのかな、ふふ。姉が見ず知らずの男に"着られて"ちんちんを突っ込まれた膣の革が股間から屹立している姿を見たら。姉の変わり果てた姿を目に焼き付かせたら、妹の方もさっさと革オナホールにしてやろう。生きたまま犯してなんかやらない。道具にして、オモチャにして、僕がオナニーを楽しむためだけの素材なんだから。妹の革マンコの中に、姉の膣革を被った僕のちんちんが挿入される。姉妹2人の革を使った贅沢なオナニーだ。  姉妹がありなら、親子もいいかな。オモチャなんだから何でもありだ。できるだけ若い母親とその娘。2人とも革マンコにして僕のちんちんのためのザーメン処理グッズになるんだ。離ればなれになったら可哀想だから、股間だけのコンパクトな姿に加工して、親子で上下に接合してあげよう。下の母親の革マンコと上の娘の革マンコ、どちらでも好きな方を使える面白オモチャの出来上がりだ。まずは、母親の方から試してみよう。娘ひとりをこの穴からひり出したとは思えない、キレイな性器がそのまま革オナホールになって、僕のちんちんに使われるの待っている。お母さんはこの穴から僕に使われるためのオナホールを産んでくれたんだね、ありがとう。娘ホールの方はこの後で使ってあげますから、まずはお母さんの革マンコを使ってあげますよ。もう2度と妊娠も出産もしない、女性器の形をしただけの精液処理袋に、遠慮なくちんちんを挿入し、内部の感触を楽しむ。年齢相応に熟れた女の、程よい硬さとキツさの膣皮でできたオナホールの、酷使したおちんちんを優しく包み込んで鼓舞してくれるような暖かい感触に、僕のおちんちんは再び元気を取り戻す。ああ、お母さん。貴女の中とってもいいですよ!お礼に僕の濃厚ザーメンを注いであげるから、一滴残らずその革マンコで受け止めてくださいね!母親の膣ホールの奥深くにおちんちんを密着させ、思いっきり射精する。どくんどくんと子宮に流れこむ精液は、たっぷりと厚みのある母親の子宮の革に吸収され飲み込まれていく。  刺激は強くないけれど、よくできた気持ちのいい母親オナホールに満足すると、結合下半身ダッチワイフをひっくり返し、娘の革マンコと僕のおちんちんのご対面だ。さあ、いよいよ貴女の大事な娘さんでできた革オナホを試させてもらうよ。この娘はいくつだったのかな?中学生?ひょっとしてまだ中学にあがる前だったのかな?マンコの革だけになった娘には、当然年齢も学年も書かれてはいない。だからマンコの形状で推測するしかないのだけれど、ぷっくりとして陰唇がまだあまり露出していない革マンコは、どうみても男性経験があるソレではなさそうだ。  オナホールにされてから初めて男性器を体験するのもまた一興。なかば隠れた小陰唇を指で押し開くと、ビニールのような張りと艶の可愛らしいピンク色のオモチャのマンコが顔を出す。強い弾力と極薄そうなその革は、僕の指先にペタリと吸いつき、押しても引いても滑らかに伸び縮みする、母親のものとはあきらかに違う手触りに仕上がっていて、とても美味しそうなプルンプルンのフルーツみたいな感触だ。思わず持ち上げて、その割れ目に口づける。割れ目を押し開き、舌で穴のまわりを丹念に舐め回し、揉みほぐす。ツルツルとして柔らかく、無味無臭の桃色の皮はぴったりと閉じられていて、未だ汚れを知らない処女の皮で作られたオブジェのようにかわいらしい。この小さくかわいい革の作りモノが、これから僕のおちんちんで使用済みの中古アダルトグッズに成り果ててしまうのかと思うと、ゾクゾクと興奮して亀頭の先からがまん汁がトロトロ垂れ出てきて止まらない。  ピンク色の革にされた少女の、膣口だったホールの入り口に元気いっぱいになった僕のおちんちんの先端が密着する。がまん汁と母親オナホに射精した精液にまみれて艶々と、処女革オナホに負けず劣らずのテカり具合だ。かわい娘ぶっても、所詮は性器。ちんこを入れて精液をぶちまけるための穴でしかないんだから、あきらめて僕のオモチャになってね!  亀頭がにゅるりと小さな穴を押しひろげ、ゆっくり処女革オナホの中に入っていく。メリっと音がしたような感触とともに、ペニスの前端が膣の中に進入していく。バージンから使用済みに、純真な少女の皮でできたオブジェが革製の性欲処理玩具になった瞬間だ。  つるつるの小さな、まだ女性器とも言えないような外見のオナホにおちんちんの頭がめり込んでいる様は、まるで犯罪的にいかがわしい。でも、そう見えるだけで決して犯罪ではない。なぜならこれは、本物の少女の性器ではない性欲処理用の玩具、ニセモノ革マンコなのだから、ちんこを突っ込んで使うのが本来の用途なのだ。たとえその素材を提供したのが何であろうとね。  僕のおちんちんの先っちょをぱくりと咥えこんだ少女の陰唇を、指で拡げながらゆっくりその内部へ亀頭を押し進める。見た目からはとても狭くて、挿入の難しそうなロリマンコだけれども、オナニーのため玩具として加工されたその革は、とても薄くてすべすべとしててよく伸びる。ペニスはヌルヌルのゴムのチューブのような膣の中を密着しながら進む。ペニスは膣を引き伸ばし、膣はペニスを全身で圧縮し、お互いが一つの性器になったかのような一体感を感じながら、その末端まで到達する。初めて男性器に、その中を使用された幼いオナホールは、唯々おちんちんに密着し、唯々おちんちんを押し返すだけで精一杯で、母親ホールのように緩急をつけてペニスを接待するような余裕はまだ無い。いずれ使い込んでうちに、程よくほぐれ、僕のおちんちんの形を覚えて気持ちのいい穴になっていくだろう。今日のところは軽い挨拶ですませといてやるか。そう思うと、おちんちんを娘ホールから引き抜き、指で革陰唇をくぱっと拡げ軽く射精した。おちんちんを抜いたばかりで小さく口を開けている膣口めがけて精液が飛び出し、白いドロりとしたザーメンがその穴の中に流れ込んでいった……。 ―おっと、成川の革マンコに挿入し緊縛ボディに抱きついたまま、妄想にふけってしまった。いろんなバリエーションを楽しむのもいいけど、まずはこの手元にある「僕の」おもちゃを味わいつくすとしようか。  妄想の間中抱きついて、僕の体温で仄かに温められた人肉ソーセージからは微かに肉の美味しそうな香りがただよう。さっきまでは気づかなかったけれど、どうやらミンチにされ皮の中に詰めこまれるときに、香辛料が肉と一緒に練りこまれていたようだ。このままフライパンで(どんなフライパンだ!?)焼き上げてやったら、さぞやいい香りのする焼きマンコ、もとい、ソーセージになるんだろうな。そんなことを考えながら、再び腰を動かしはじめる。 ―食べちゃったら、せっかくの肉玩具が無くなってしまう。こんなオモチャ、2度と手に入るかどうかわからない。擦り切れ、ボロボロになるまで……。いやいや、できれば一生無様な革のオナホールとして僕のちんちんに尽くしてもらおうじゃないか。ねぇ成川さん。だから心惜しいけど食べちゃダメだろう。  じんわりと温まり、柔らかくなってきた革マンコがいい具合になり、僕のおちんちんをグリグリと強気に刺激する。ふふ、このツンデレ女め。人間だったころは見向きもしなかったくせにソーセージになった途端、僕のちんちんにべったりだ。所詮自分がオナニーに使われて何ぼのザーメン袋だってことに気づいたに違いない。僕無しではもう、生きていかれない、って既に生きていないか。僕無しでは存在する価値が無いってことにようやく気づいたか、このメス肉め。 ―膣と子宮でできたオナホールの中で摩擦し、戯れている僕のおちんちんも、そろそろ限界に近づいてきた。精液が射精を待ちかねて玉袋に結集し、待ちきれないザーメンの一部がとろとろとペニスの先端から漏れ、革オナホの中をびちょびちょに濡らしている。  うあぁ、もうイきそうだ!体をソーセージにされ膣の皮をオナホールにされた間抜けな女の子宮に、僕の精液をたっぷりと注ぎこんでやれると思うとたまらなく興奮する。大きく腰を引き、そして思いっきりペニスを深く深く突き込む。子宮口を突き抜け、オナホールになった女の奥深くに達したペニスの先端から、尿道を猛烈な勢いでくぐり抜けた精液が開放されほとばしる。2回目とはいえ、濃度も粘度も申し分ない白くどろりとしたザーメンが、子宮で作られたオナホールに吐き出され、その狭い袋の中からみるみる溢れだす。精液を堰きとめるはずの子宮口から逆流し膣内に流れ出し、僕のおちんちんを伝ってオナホールの入り口からとろとろと流れ出る。 ―くっくっく、成川さん、僕の精液で使用済みのアダルトグッズになれた気分はどうかな?感想を聞いてやりたいけど、その口はもう僕のペニスケースの一部分でしかないんだよね。体はオナホール付ソーセージにされ、顔はペニスケースにされて、どこまでも間抜けな女だな、まったく……。 ―という妄想をしながら、何度も繰り返し射精をしてしまった、人間の顔の皮で作られた僕のおちんちんを包んでいるペニスケースは、溢れ出てくる精液でべとべとになってしまった。そう、今まで人肉ソーセージオナホールを犯す情景は、全てビデオを見ながらの僕の妄想だ。でも、股間で間抜けな面相で僕のおちんちんにはめられているこのピンクのペニスケースは間違いなく同じ女の成れの果てなのだ。  妄想の中でさんざんに嬲り弄んでやった成川の体は、映像の中ではまだ加工の途中だ。シーンが切り替わり、ようやく燻煙処理が終わったらしい、出来上がったソーセージを取り出すシーンが始まった。僕がオナニーをする程度の短時間で出来上がるわけがないから、おそらく実際には数日が経過したのだろう。部屋の扉が開けられ、ハーネスとディルドー台座に固定されたモノが取り出される。それは僕が顔も名前も知っている、一緒に働き、言葉を交わしたこともある女性、だったモノ。自分の皮をなめして作られた細長いチューブのような革の袋に、ミンチにされた自分の肉を詰め込まれ、まったくソーセージのような姿形にされてしまったバカな女。そのソーセージが豚や羊のそれと異なるのは、革袋の末端に彼女自身の膣と子宮がそのままくっついて残っていることだろう。 ―まったくマンコのついたソーセージなんて馬鹿げている!食欲と性欲は根は同じだと言うけど、それを同時に満たすために作られたシロモノか!?犯して食って、犯して食って、食って犯して。やがて全部胃袋に収まってお終いか。  いや、待て、待て、待てよ?何も皮まで食べなきゃいけない理由はないんだ。ガワは残しておいて、綿なり何なり詰めてやれば、ずっと使えるじゃないか。オナホールとして使いまくって中に出しまくって、腹が減ったら取り出し調理した肉を食べて、また使いまくり出しまくり、また肉を食べて……。あいつの肉は僕の中で精液になって、自分のマンコの中に戻っていく。かつての自分の性器を犯し穢すだけの液体に、僕の玉袋の中で変換されて、僕のペニスを通り尿道の先から放出されるザーメンになってしまうんだ。彼女の肉を構成していた養分は、全て僕の精液にしてやろう。皮は僕の玩具に、肉は僕の精液に。なんて素晴らしい価値のある人生だろう!  そして養分を全て絞り尽くした搾りカスは、僕の体内で圧縮され茶色く凝り固まった糞にされて、やがて僕の肛門からメリメリとひり出される。それはもう誰が見ても只の人糞で、彼女の痕跡をしめすものは何も無い。成川智美は方や精液に、方や排泄物にされ、わずかに性具としてその皮を残すのみ。 ―ああ、やばいやばい。何で人肉を食う妄想をしてるんだ、僕は。オナニーならまだしも、人肉食とは、救いようが無いじゃないか?だがホントにそうか?屍体の皮を性欲処理に使うのと屍体の肉を食すのに上下がある?みんな動物の屍の皮を嬉々として纏い、屍の肉を毎日のように食べている。それが偶々、同種の動物だったってだけじゃないか?  うん、やばいぞ、僕は。どうもさっきから正常な精神状態じゃないみたいだ。それというのもこのペニスケース、革でできたこのピンク色のペニスケースが届いたせいだ。僕はこれが人間の顔の皮で作られているモノだと"仮定"して楽しんでいたけど、同じようなものは、いくらだってそれらしく作れるのだし、ビデオだって後から編集してしまえば、どんな残虐なシーンだって合成できるだろう。僕一人を騙すためだけに行われたのだとしたら、理由と費用が割に合わないけれど、それなら、実際に人1人を殺してこんな手間のかかる加工して送りつける方がずっとおかしいに違いない。いったい今回のことは、誰が何のために行っているのか、謎だらけでちょっと冷静に考えるとどんどん怖くなってくる。このペニスケース……、使ってしまった上に少しもったいない気もするけど、捨ててしまおうか?そんなことを思いながらビデオを見る。映像の中の大きな人肉ソーセージは、ハーネスを外され台座から降ろされて梱包材を詰めた木箱に入れられる。そして蓋が閉められ、画面からそのソーセージが消えるとともに映像も終了した。  ピンポーン♪  再びのチャイムにびっくりして飛び上がる。  あまりのタイミングに、まさかとは思いつつもあわててズボンを履く。ペニスケースはまだ僕のおちんちんを包んだままでズボンの中に一緒にしまわれる。ちょっと精液臭いけどしょうがない。  そして玄関のドアを開けると、やはり、再び宅配便の人間が立っていた。後ろに大きな木箱を置いて。そう、たった今終了した映像に映っていたのと同じものだ。あの、木箱の中には、まさか……。  これを受け取ってしまえば、もう後には戻れないところに行ってしまうような気がする。  僕は……、僕はどうすればいいのだろう。今日がこんな日になるなんて、それこそ夢にすら思わなかったのに。今ならまだ間に合う。受け取りを拒否して、このペニスケースもどこかに捨ててしまって何も無かったことにするんだ。そう頭の片隅で僕の何かが囁いているのを感じながら、宅配便の受け取りにサインをしてしまう。  配達員が去った後、玄関には大きな木箱が残される。  どうすればいいんだろう。その木箱を見つめ、中身を想像すると僕の体は微かに震えながら手も足も思うように動かない。  そしてその時、ズボンの中のペニスケースがキュっと僕の性器を握りしめた。まるで自分の体との再開を喜んでいるかのように。